『罠を飛び越える女』(桝井孝則)@UPLINK X
『夜光』(桝井孝則)@UPLINK X
 二度目。会場の映画関係者の充実っぷりが半端なかった。知り合いの監督に誘われ打ち上げへ。日本で今おそらく最も映画を観てる人間トップ30に確実に入ると思われる方二人と知り合いになる。お二人とも当ブログを引っ越し前から読んでくださっていたようで恐縮しまくる。実りの多い夜であった。

<映画の授業 ドキュメンタリー映画編>@アテネ・フランセ文化センター
『アラン』(ロバート・フラハティ
『橋』(ヨリス・イヴェンス
『雨』(ヨリス・イヴェンス
『動力と大地』(ヨリス・イヴェンス
 『アラン』の波の音最高。『TOCHKA』はこれぐらい繊細に波の音を扱うべきだったのだ。『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』は現代の録音機材を駆使してこの波の音の再現を試みれば、あんな酷い演奏は要らなかった。

<映画の授業 ドキュメンタリー映画編>@アテネ・フランセ文化センター
『セイロンの歌』(ベイジル・ライト)
『夜行郵便』(ベイジル・ライト/ハリー・ワット)
『石炭の顔』(アルベルト・カヴァルカンティ)
『英国に聞け』(ハンフリー・ジェニングス/スチュワート・マカリスター)
『ティモシーのための日記』(ハンフリー・ジェニングス)
 『夜行郵便』の汽車に満足。全体の半分ぐらい寝た。

『性地帯』(足立正生)@シネマヴェーラ渋谷
『堕胎』(足立正生)@シネマヴェーラ渋谷
『包む』(唐津正樹)@UPLINK FACTORY
『赤い束縛』(唐津正樹)@UPLINK FACTORY
『日の底で』(板倉善之)@UPLINK FACTORY
 足立正生は二本とも爆睡。『日の底で』の音の位相のオン/オフの切り替えが効いてた。今日観た映画はどれもノレず。

『罠を飛び越える女』(桝井孝則)@UPLINK X
『夜光』(桝井孝則)@UPLINK X
 映画は自由なんだ。商業の予備軍としてではない真の誇り高き自主制作映画。演出、画面うんぬんより圧倒的にそこが素晴らしい。ストローブ=ユイレに似ている以上に似ていない。桝井孝則の映画。

アウトレイジ』(北野武)@新宿バルト9
やくたたず』(三宅唱)@池袋シネマ・ロサ
 『アウトレイジ』最も心配してた椎名桔平が断トツで素晴らしかった。宙に浮いた笑み。カメラから役者までの距離はこれで正しかったのだろうか。mm数の問題か。ほんの僅か、やや近すぎる気がする。アクションがフレーム外にブレてる。寄ってる分、役者の顔が映えるが。加瀬亮以外全員アップ向きの顔だし。
 『やくたたず』良かった。層がない、表面を滑走する、純正アクション映画。だ!